イースター/復活祭
英語ではEaster(イースター)です。日本語では復活祭とも呼ばれます。
イエス・キリストが死後3日目に復活した日を記念するキリスト教では最も重要な祝日です。ヨーロッパでは祝日となっていますが、アメリカでは祝日ではありません。復活祭当日の日曜だけでなくその前後の金曜と月曜も休日となるため4連休となります。
債券や株式などの市場でさえ休場となるため、アメリカにおけるサンクスギビング同様、為替(FX)ディーラーも休暇を取ることとなるので、市場は閑散となります。
イースターが我々日本人のような異教徒に分かりづらいのは、毎年その期間が変わるからです。「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定義されているからです。
西欧諸国を中心とするカトリックやプロテスタントと、中欧・東欧諸国やロシアで信仰されるギリシア正教ではイースターの日時が異なることもさらに事情を複雑化させています。ちなみに2020年は西欧では4月12日でしたが、東欧は4月19日でした。
一方、特別に豪華な彩色で飾りつつけられた「イースター・エッグ」はどちらにもある風習なのです。この時期にヨーロッパを訪れると、市内だけでなく空港の免税店ではイースター・エッグを模した高級店も含めた様々なチョコレートが売っているのでお土産に最適です。カプセル型の大きなイースター・エッグの中に色々なお菓子が入っているものもあります。また、卵を運んできてくれるウサギ、いわゆる「イースター・バニー」は西欧教会のみのものです。
しかし、欧米の主要市場は西欧圏にあるため、FX投資家の皆さんが気にするべきなのは西欧諸国のイースターということになります。2021年は4月4日でしたが、2022年は4月17日となるそうです。
その前にはヨーロッパの投資家がポジションを閉じることになるので、それまでと逆の動きをすることになるので気をつけましょう。毎年時期が変わるのでFX入門者や初心者の方も、イースターの時期を確認する習慣を身につけましょう!
記事のSNSでの拡散へのご協力、よろしくお願い致します!
当サイト内の文章・画像等の無断転載は厳禁とさせていただきます。引用される場合には、著作者名と当サイト名を必ず明示し、引用された部分をカギカッコで囲うなどの引用ルールを厳守ください。