RBA/豪州準備銀行

2022年1月19日

英語のReserve Bank of Australia(リザーブ・バンク・オブ・オーストラリア)の略で、オーストラリアの中央銀行のことです。

 

金利政策によりかつては豪ドルはスワップ取引ミセスワタナベの間で人気でした。リーマンショック後も2011年までは4.5~4.75%に政策金利を設定していました。

 

しかし、12年以降は利下げを続け、2016年には1.5%にまで落ちています。その後も2018年7月現在まで据え置きを続けています。現在の政策金利は米国よりも低いわけで、FXでの豪ドルの人気復活にはまだまだ時間がかかりそうです。

 

新型コロナウイルスが流行する前は不動産価格の急騰が止まり、かつての日本のバブルが弾ける前に状況が似てきたと言われています。また、輸出の大半を頼りその影響を大きく受ける中国経済は米中貿易摩擦の影響で2016年の危機再来といわれる低成長が続き、株価も下落していました。金利を上げるのか、それとも下げるのか、RBAの金融政策の舵取りは非常に難しくなってきていました。

 

しかし、新型コロナウイルスにより利下げに転じ、政策金利は0.1%となりました。かつての面影はもうありませんね。さらに、2021年には中国のウイグル問題を糾弾したことにより、中国がオーストラリア製の鉄鉱石の輸入を制限するという動きとなりました。デルタ株の流行によりコロナ撲滅からコロナと生きる方針に転換し、ロックダウンの影響もあります。

 

そのため、RBAは利上げはまだだというハト派姿勢を見せており、11月2日の政策会合でも利上げはなく、2022年5月の利上げ観測も否定しました。

 

資源価格上昇とともに8月から上昇基調にあった豪ドルは、11月に入ると下落に転じています。鉄鉱石の値段も下がっており、現状では利上げに動くのは他の先進国よりも遅くなるのかもしれません。

 

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