FX初心者向け入門・始め方と口座比較

オポチュニティー・ロス/機会損失

これも和製英語です。日本語では機会損失ですから、そこから生まれた言葉だと思われます。英語では実はopportunity loss(オポチュニティー・ロス)ではなく、opportunity cost(オポチュニティー・コスト)です。元々はビジネス用語で、収益の機会を見逃してしまうことを指します。

 

FXでは今井先生が繰り返し述べているように、せっかく相場が暴落や暴騰しても、ポジポジ病で損失を出していたり、キャッシュ・マネジメントができていない、または決断できなくて、むざむざエントリーのチャンスを逃して指をくわえて眺めているだけということになってしまいます。

 

これは、大きな利益を獲得する1年に1度あるかないかのチャンスを逃がすことになり、大きな損失を出したことと同じぐらいの損失です。そういう意味で英語では費用という意味のコストとなります。

 

FX入門者や初心者の方は、機会損失は大きな損失を出すことと同じぐらい重要だと考え、逆指値注文を必ず入れる、ファンダメンタルズテクニカル行動心理学の少なくとも2つが揃ったときだけエントリーするなど、キャッシュマネジメントを徹底しましょう!

 

トルコリラに全額をつぎ込むなどして市場から退場することが最も避けるべきことだと今井先生は何度も強調されています。例えばアベノミクスのようなわかりやすい相場は10年に1度でしょう。その前に資金がなくなってしまうと、ただ眺めているだけになります。2021年はレンジ相場が続き難しい相場でした。しかし、来年はQEも終了し、市場が動きそうです。こうした年は休むを相場を心がけるのが中上級者への道なのです。

 

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