スワップ取引/スワップトレード

2022年1月28日

スワップポイント(swap point)を利用し、低い金利の通貨を売り、高い金利の通貨を買うことで、その金利差分の収益を獲得する手法を指します。長期の運用手法として用いられ、高金利通貨を購入すれば毎日金利差が獲得できることとなります。

 

英語では金利差の交換という意味であるinterest rate swap(イントレスト・スワップ)と呼ばれます。FX入門者や初心者の閲覧者の方は、swap trade(スワップトレード)といっても外人には通じませんので、気をつけましょう!

 

例えば、2018年6月に2%となったアメリカの政策金利に対して、日本は未だにマイナス金利ですから2%の金利差(もちろん年率ですのでその1日分です)が毎日入ってくるという仕組みです。さらにレバレッジをかければ、2倍とすると、年間4%の収益が獲得できる計算となります。

 

ただし、レバレッジに関わらず年間で2%以上円高に触れれば、収益はマイナスになってしまいます。金利が高く、さらに交換する通貨よりも今後高くなっていく通貨を購入する必要があるので、レバレッジをかける場合は1年後の為替レートを予想する必要があります。

 

かつての豪ドルやニュージーランドドルがスワップ取引で人気となった10%近い高金利時代ならともかく、リーマンショック後に世界的な量的緩和が10年近くも続いた現在は過去に例のない低金利の時代です。新型コロナウイルスの流行前には、相場が安定している先進国通貨では上述のアメリカの2〜2.25%が最も高い金利でした。為替が10%近く変動しても安心だった高金利時代と異なり、わずか2%の変動でマイナスになるということです。

 

さらに、2021年9月30日現在、米国金利は0〜0.25%、利上げは早くて2022年だそうです。先進国通貨でのスワップトレードなどもう殆ど意味はないでしょう。

 

もはやハイリスク・ローリターンの手法となってしまったので、通常のレバレッジを用いたスワップトレードは、「今井雅人によるFX初心者のための入門・始め方と口座比較」ではあまりおすすめしません。事実、2018年から2020年初めにかけてはトルコリラが先進国通貨のかわりにFX入門者や初心者の間で大人気となりましたが、金利以上に相場が下落してしまい、ほとんどの方が相場から撤退をされたのは記憶に新しいところです。

 

ただし、おすすめできなかった南アフリカランドなどのエマージング通貨新型コロナウイルスの流行による先進国の歴史的な超金融緩和の影響でレパトリの流れが逆流、2020年3月を底にからエマージング市場に資金が戻りました。少額で中期投資という条件では、高スワップポイントのエマージング通貨への投資もありだったわけです。

 

ただしトルコリラはエルドリアン大統領による中央銀行総裁の更迭や政策金利の引き下げなどの独自要因で下げ続けています。トルコリラでググると、4番目に地獄というワードが表示されるほど、トルコリラに投資した方はひどい目に合われたわけです。くれぐれもエマージング通貨はハイリスクだということを心に留めておいてください!

 

その後上昇を続けていたエマージング通貨ですが、テーパリングが囁かれ始めた6月をトップに下がってきています。月足や週足で見て底だと思ったら、中長期での買いはありでしょう。高金利通貨のスワップトレード開始のチャンスです、ディプを待ちましょう!結果論ですが8月に買いはありだったのかもしれません。

 

また、現在外貨預金をしている方や考えられている方には、スワップトレードはお勧めできます。FXは外貨預金に比べ、

1.手数料が安い

2.金利が高い

3.毎日金利が受け取れる

からです。

 

レバレッジを1倍にして外貨預金と同じ為替差損リスクにした上でお目当の外貨をFX会社に口座を開いて購入すれば、手数料は安く、より高い金利が得られ、満期まで待たなくても毎日獲得できるということです

 

FXなどに関心がなく昔からの外貨預金を続けているFX入門者や初心者の方はとりあえずSBIFXトレードにFX口座を開設されては如何でしょう?

 

SBIFXトレードと銀行口座での外貨預金の比較とSBI積立FXの始め方

 

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