FX初心者向け入門・始め方と口座比較

踏み上げ

英語ではshort squeeze(ショートスクイーズ)です。short(ショート)は売り、squeeze(スクイーズ)はジュースなどを絞る、という意味です。そこから相場の世界では、short squeeze out(ショートスクイーズアウト)、つまり、売り方が相場から締め出されるという意味に転じました。

 

もともと、商品の先物取引や株の信用取引で用いられていた用語です。大量に売り建ててられていた金などの商品や株式の銘柄が予想に反して急騰すると、売り方の投資家が、通常は損切りとなりますが、手仕舞いの買い戻しを行う(これを踏むといいます)ことでさらに相場が上昇することを指します。「踏まれる」とも呼ばれます投げ売りに繋がることにもなります

 

FXでも、同じ意味で使われます。通常は相場の転換点で起きるわけですが、近年はCTAのおかげ?で騙しの場合も多いわけです。しかし、プロの投資家は損失を限定するためにストップ・ロス・オーダーを入れているので、そこで取引の決済買い注文が大量に発生し買いが加速化し、騙しであろうと、踏み上げは起きることになります。

 

FX入門者や初心者の方は、踏まれて損切りされないためには、やはりポジションを少なくする代わりに、余裕を持って少なくとも100pips以上離れたポイントにストップ・ロス・オーダーを置くことが必要でしょう。

 

こうした短期筋の仕掛けでは相場は一時的に上昇したあとに下落に転じることも珍しくありません。ここでポイントのすぐそばに逆指値を置いておくと、決済注文が実行され損失がでてしまいます。しかし、離れた所においておくと、仕掛けがあって踏み上げられても、その後はまた含み益がでることになります。

 

入門者や初心者の方と元プロとはこのどこに逆指値を置くかで大きく差がつくということです。逆指値注文が習慣になったのならば、次にはどこに置くべきかを考えるようにしましょう!

 

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