FX初心者向け入門・始め方と口座比較

約定率

約定は英語ではexecution(エクシキューション)です。日本語ではやくじょうと読みます。漢字そのままの約束して定めたことが本来の意味となります。そこから転じてFXでは、売買注文が確実に執行され、取引が成立することを指します。

 

そして、約定率とは約定が表示されたレート・価格で実際に執行される確率のことです。

 

一度約定した取引はキャンセルすることができません。また、為替レートは常に変動するので、注文が成立しないこともよく起こります。反対に米国雇用統計などのイベント時に相場が大きく動くとスリップページが発生し、注文した価格と大きく乖離した価格で約定されることも頻繁に起こります

 

普段の取引でも、各社で1pips以下しか差がないスプレッドよりも本当のスリッップページ(表示された価格・レートとどれだけ差がある価格・レートで約定できるか)と約定率(表示された価格で実際に約定できる確率)がどれだけ高いかの2点がFXでは重要だと今井先生はおっしゃられています。

 

そのため指定した価格で約定することが重要となってきます。ちなみに矢野経済研究所の調査ではマネーパートナーズがスリップページ発生率0ということで、10年連続1位となっているそうです。入門者や初心者の方は、スプレッドよりも実際のスプレッドや約定率を重視して、FX会社を選ぶのがおすすめです。

 

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