FX初心者向け入門・始め方と口座比較

S&P500

英語では正式にはStandard & Poor’s 500 Stock Index(スタンダード・アンド・プアーズ・500ストック・インデックス)で、その頭字語です。S&Pグローバルと、先物取引市場として知られるシカゴ・マーカンタイル取引所グループの合弁事業である「S&Pダウジョーンズインデックス」が算出するアメリカの代表的な株価指数です。

 

伝統的な企業を中心とするニューヨーク取引市場だけでなく、FANNGなどIT企業中心のナスダックからも選ばれた代表的な500の銘柄の株価から算出されます。日本でいうとTOPIXがこれに近いかもしれません。

 

日本ではダウ平均やNYダウと呼ばれるダウ工業株30種平均が有名ですが、これはニューヨーク取引所の構成銘柄が主であり、ナスダックが銘柄が1999年から採用されましたが2021年でも5社にすぎません。さらに30種平均という名の通りわずか30銘柄で構成されています。

 

歴史的にもナスダックやダウ平均よりも古く、米国の代表的な銘柄が含まれてます。また、グルース株という低金利で伸びるナスダック構成銘柄も、ヴァリュー株という景気回復基調で伸びる大型株中心のダウ平均のどちらからも選ばれています。やはり、ダウやナスダックよりもS&P500がアメリカを代表する株価指数といっても過言ではないでしょう。

 

また、CFDで3つのうちのどれを選ぶかという際には、今後新型コロナウイルスが収束して旅行や航空などが伸びると思うならばダウ、テーパリングが始まっても金余りで株はまだまだ伸びるというならナスダック、どちらかわからない場合や入門者や初心者の方にはS&P500を選ぶのが妥当だと思われます。

 

ところで、2021年11月18日時点では、S&P500は連日のように高値を更新しています。7月時点でバフェット指数が200を超えるなど高すぎるという指標が出ているのですが、その勢いは止まりません。例年、11月から3月、特に年末には上昇するというアノマリーもあるので、上昇が続きそうです。「押し目待ちに押し目なし」という相場格言通りの展開となっています。

 

しかし、ずーと高値圏に張り付いているので、ここから買いに入るのは勇気がいりますよね。入門者や初心者の方は、乗り遅れまいと焦らずに、ここは休むも相場を心がけましょう。利益獲得を逃すほうが損失を出すよりはずーとマシですから。

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