FX初心者向け入門・始め方と口座比較

為替/FXディーラー

英語ではforeign exchange dealer(フォーリン・エクスチェンジ・ディーラー)、FXの解説でも書きましたように、略すとFX dealer(エフエックス・ディーラー)ではなくforex dealer(フォレックス・ディーラー)です。

 

為替(FX)ディーラーというと、巨額のポジションを任され、自己売買を行い、その利益のある割合を収入としている一匹オオカミというイメージがあるかもしれません。しかし、独立された元プロのディーラーを除くと、実際のところ多くのディーラーは銀行などの金融機関に属しています

 

そして、今井先生が本文記事の「FX入門〜初心者におすすめ!3タイプの銀行ディーラの比較と投資顧問、投資信託等」で後述されますが、銀行のディーラーには3種類あり、FX入門・初心者のみなさんがイメージしているポジションを任され、自己の裁量でトレードを行なっているディーラーはプロップ・ディーラーと呼ばれる人達であり、すべてのディーラーが自身でトレードを行なっているわけではありません

 

ヘッジファンドなどの顧客とやりとりをして顧客に代わって為替の売買発注を行う人達は、カスタマー・ディーラーと呼ばれています。そして、カスタマー・ディーラーからの注文を受けて、例えば米ドル/円の買いの場合は米ドル/円を売る相手が必要となりますから、他の銀行の売り手を見つけて取引を行うインタバンク・ディーラーも存在します。

 

つまり、元プロの為替(FX)ディーラーといっても、実際にポジションを持たされていた方は少数であり、さらにチーフ・ディーラーまで務められた方は一握りとなります。その中でも連戦連勝だったのが今井先生というわけです。

 

為替に限らず、ディーラーは実際に自分でポジションを動かして利益を上げているという自負があるためか、経済指標について予想するだけで実際にトレードをするわけではないアナリストエコノミストと自分たちは違うという意識が強いようです。単なる予測屋であり、その予測に責任を持つわけではなく、実際の取引利益で評価されるディーラーとは立場が異なるというわけです。

 

今井先生の本文にもそうしたニュアンスの解説が何回か登場していますので、ご覧になってください。

 

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