ボラティリティ

2022年1月28日

英語ではvolatility(ボラティリティ)です。 FXに限らず、金、石油などの商品、株式など、資産価格の予想変動率の大きさを指します。オプション取引に主として使われます。金融工学ではこのボラティリティを標準偏差で数値化していて、ボラティリティが大きいほど期待収益率から外れ、ハイリスクとなるとされています。

 

オプション価格を例に取れば、ボラティリティが大きいとハイリスクとなり、プレミアム(価格)が高くなります。この指数が恐怖(VIX)指数と呼ばれるものです。

 

過去のデータから算出されるヒストリカル・ボラティリティMBAのオプションの授業では必ず習うブラックショールズモデルなどから導き出されるインプライド・ボラティリティがあります。

 

2017年までは“適温相場”と呼ばれた、穏やかな上昇相場が続き、株式市場もFX市場もボラティリティが低かったのですが、2018年初頭は一転してボラティリティが高くなっていて、FX入門・初心者には難しい相場展開となっています。しかし、4月以降はまた低下してしまいました。

 

2019年は1月3日早朝のフラッシュ・クラッシュで一気に高くなりましたが、その後は落ち着いており低ボラティリティの傾向が続きました。2020年には新型コロナウイルスの影響で高くなったのですが、2021年には落ち着いており、レンジ相場が続いています。

 

ボラティリティが高すぎると2018年のようにFX入門・初心者には難しい相場となるのですが、2021年のようにボラティリティが低すぎると、レンジ相場となり、プロにも難しい相場となります。今年になってからFXで利益を出している方は少ないと思われます。

 

ボラティリティが高いとハイリスク・ハイリターンとされているのですが、FXに関しては、アベノミクス時のようなトレンド相場による方向性のみえるものは利益の取りやすい相場であり、必ずしも悪いというわけではありません。むしろ、低ボラティリティのレンジ相場の方が難しいのです。株式とは異なるということを、FX入門者や初心者の方は頭に入れておいてください。

 

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