FX初心者向け入門・始め方と口座比較

FX入門〜初心者はプロでもやっちゃう13の代表的失敗例から学ぼう!

13の良くあるFX取引失敗例

 

今回の「今井流初心者向けFX入門・始め方と口座比較」講義では初心者を脱したいと思われている方が失敗しないための、FXの基礎となり参考とすべき、13の取引例を挙げてみました。

 

まずは下記の13の事例を読んでみてください。いま現在為替取引で四苦八苦している個人投資家(ミセスワタナベ)の方なら、入門者や初心者でなくとも思わず、「ある、ある」と頷かれるのではないでしょうか。

 

  1. 小刻みなトレードがうまくいき連戦連勝し、コツコツと貯金をつくった。ところがその後たった1回のトレードに失敗し、せっかく積み上げてきた貯金をすべて失ってしまった
  2. 少し損失が出た時点でやめようと、軽い気持ちで米ドル/円の買いポジションを持った。その後マーケットはジリジリ下がったが、もう少し様子を見ようと考え、損切りせずにいた。すると、さらに下落してしまった。結局そのままホールドし続け、金利差も取れるのだから預金として持ち続けようと、方針を大きく転換する羽目になった。
  3. 米国の景気が良くなると思い、米ドル買いポジションをもった。予想どおり、発表された経済指標は良好なものばかりだった。しかし、なぜかドルは上昇せず、逆にズルズルと下落してしまった。
  4. レンジを抜けたと思ったポイントで、高値だったが買いでエントリーした。予想に反して下落したので、損切りでエグジットした。しかし、手仕舞ったポイントが底値だったとわかり慌てて買い向かったものの、再度下がりポジションをクローズした。今度は売りから攻めてみたのだが、相場は再び上昇へ転じてしまい、またしても損切りを余儀なくされた。気が付いたときには、レンジ相場のなかで何度も損失を被っていた。
  5. 損失を出せば出すほど、一気に取り返そうとして、1回ごとの取引金額がどんどん大きくなってしまった。
  6. 上昇したら利益を確定しようと考え指値注文を出しておいたのだが、指値の一歩手前で相場が息切れしてしまい、結局手仕舞えずに終わった。
  7. 米ドル高を予想して米ドル買いポジションを持ったのだが、少し米ドル安に戻ったところで弱気になりポジションを閉じた。再び米ドルが上昇を始めたので今度も米ドル買いでエントリーをしたのだが、またまた下落し始めたところでベアマインドとなり、エグジットした。こうしたことを繰り返していたので、勢いを持ってドルが高騰した分かりやすいトレンド市場だったにもかかわらず、ほとんど利益を上げられずに終わってしまった
  8. このポイントを抜けたらまずいと思いストップロスオーダーを入れていたのだが、そのオーダーが約定した途端相場が反転、結果としては相場から振り落とされただけで終わってしまった。
  9. 円高を予想し米ドル売りポジションを持っていたがまったく円高に向かう気配がなく、面倒になりポジションを閉じた途端に、円高に進み始めた。
  10. 最大限のポジションで取引をスタートさせたため、わずかに相場が逆の方向に行っただけでポジションをクローズする結果となった。さらに、その後身動きが取れなくなってしまった。
  11. 急騰相場で巨額の利益を手にしたのだが、その後の乱高下する相場において大きなポジションで売買を繰り返した結果、利益が全部吹き飛んでしまった。
  12. 有名な評論家が言ったことを真に受けてポジションを取り、損失を被った。その評論家のせいにしたが、むなしかった。
  13. 円安を予想したが、周囲の人が皆円高に振れるというので不安になり、ポジションをクローズした。その後、案の定円安が進んだ。

 

プロのトレーダーでもこうした失敗をする!

 

どうでしょう、当てはまるものがあったでしょうか。実はこれらのケースは、私が15年間為替(FX)トレードに携わってきたなかで、周囲の利益を上げられないトレーダーが繰り返し行なっていた失敗を挙げたものです。私自身はというと、こうした失敗を少しでも減らすように心がけて、取引を続けてきました。

 

つまり、「ここに挙げた例を減らすこと」がFX入門者や初心者はもちろん、プロにおいてもFXで勝つための仕組みであり、鉄則です。その結果、私は15年にわたり年間のリターンをマイナスにすることなく、勝利し続けることができたのです。

 

では、実際どのように相場と対峙し、どのようなトレードを行なったら「勝てる」のでしょうか—。当サイトを最後まで閲覧していただければ、大いなるヒントが得られるはずです。

松田遼司の解説

 

この第1章6番目の記事で今井先生は、13の良くある失敗例を紹介しています。それぞれが、いわゆるコツコツドカン、考えなしのいい加減なエントリーとエグジット、噂で買って事実で売る、レンジ相場での往復ビンタ、損失が膨らんだことからの焦り、指値の置き間違い、下げに耐えられず投げ売りでトレンド相場を逃した、逆指値の置き場所が悪くドテンもできなかった、我慢が足りなかった、キャッシュ・マネジメントができていなかった、貪欲になってしまった、相場は自己責任、他人に振り回されたということで後付では説明できますが、口でいうほど簡単ではないですよね。

 

そうはいっても、この13の失敗例はよくありがちだけれども、ルールとして守れば損失を被ることを防ぐことができるわけです。筆者も昔はすべて当てはまったけれども、今できていないのは4.、8.、9.、13.ぐらいで残りは殆どミス無くできていると思います。損ばかりしていたのが勝てるようになったのも、こうやって分析してみると、当然なのですね。

 

この代表的な禁じ手である13項目について、みなさんはいくつ当てはまるでしょうか?この数を減らしていけば、自然と利益も積み上がっていくはずです。頑張りましょう!

 

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