FX入門〜初心者はドルから始めるべきと他の外貨投資商品との比較

2022年2月15日

FXでは基軸通貨のドルがらみの取引が圧倒的!

今回の「ABSの今井雅人流初心者向けFX入門・始め方と口座比較」の講義はFX入門者や初心者の方には少し難しいかもしれません。図も用意してあるので、頑張って読んでみてください。

 

円はもちろん、世界にはドル やユーロ、豪ドル、トルコリラなど、さまざまな外貨がありますが、比較しみてると、FXを含めた為替取引においてはドルがらみの取引が圧倒的です。いうまでもなく、世界の基軸通貨 だからです。

 

そのため 、為替取引 は基本的に対ドルでの取引になるわけです。 円とドル、ユーロとドル、あるいはドルと英ポンドといった具合です。すべての国の通貨は常にドルとの比較において売買されていると申し上げても 、過言ではないでしょう。

 

FX入門者や初心者はまずは 米ドル円取引から始めるべき!

ですから、今後公開される「FX入門〜初心者におすすめ!ユーロ、ポンド、豪ドルの特徴と比較 、アノマリー」で詳しく解説していますが、円とユーロ、円とポンドなど米ドル以外のペアでのトレードを行う 場合は、いったん円と米ドルの取引が行われ、それと同時に米ドルと他の通貨がトレードされることになります。これを「クロス取引」といいます

 

たとえば円を売ってポンドを買う場合は、いったん円を売って米ドルを買うと同時に、米ドルを売ってポンドを買います。したがって、円に対するポンドの相場を予測する場合は、厳密に申し上げると、 日本と米国と の関係、米国と英国との関係をそれぞれウォッチする必要があります。

 

入門者や初心者にとっては、かなりややこしい話となるわけです。

 

また、米ドルとユーロ以外の外貨については外国為替市場での取引量そのものが少ないことから、少量の売りや買いによって為替レートが乱高下するケースがあります

 

以上の理由から 、 入門者や初心者はまず米ドル、特に米ドル/円、から始めるのが最も無難といえるのです。米ドルと円については今後公開される「FX入門・初心者おすすめ!円と米ドルの特徴と比較 、アノマリー」で詳細に説明していますので、そちらも参照下さい。

 

市場での取引の中心は米ドル
図6 市場での取引の中心は米ドル

 

外貨預金、外貨建てMMF、外国債券、外貨建て投資信託、外国株式の概略

しっかりとした知識があれば、FX入門者や初心者でも中上級者と同様に、さまざまな外貨投資商品を比較した上で、選択することができます。 外貨預金、外貨建てMMF、外国債券(外債)、外貨建て投資信託(外国投信)、外国株式、FX(外国為替保証金取引) など様々な商品が挙げられます 。

 

外貨預金の商品内容は、円建ての預金と比較しても、ほとんど差はありません。預ける際の通貨が円ではなく、外貨建てになるだけの違いです。日本で外貨預金をする場合は、銀行で円を外貨に替えて預け入れることになります。外貨建てでの元本保証があります

 

外貨建てMMFは、以前は外貨預金と並んでポピュラーな外貨商品でした。MMFは海外の短期金融市場(マネー・マーケット)で運用される投資信託のことです。短期国債などが主に組み入れられており、株式は入っていません。元本保証はありませんが、外貨預金に準じた安全性を持っています

 

外国債券は、外国の国債や社債に投資する商品です。商品性は円で投資する債券と同じで、発行体である国や企業によって元本は保証されています。残存期間や通貨国の金利動向によりリスクが異なるので、チェックが必要です。

 

外国投信や外国株は外国の投信や株式に投資するもので、日本国内には存在しない 商品が購入できます。現在ではMMFよりも、こちらが人気となっています。

 

FXと他の外国為替商品との比較

最後のFXは、レバレッジのかけ方次第でハイリスク・ハイリターンにも、ローリスク・ローリターンにもなる選択肢の広い 外貨建て商品です。

 

個人でもできる外貨投資の種類
図7 個人でもできる外貨投資の種類

 

 

松田遼司の解説

 

この3番目の記事では、今井先生はクロス円取引について解説されています。世界は米ドルを中心に廻っているため、ユーロや英ポンドなどと円との取引は実は2つの取引、ユーロ/円の場合はユーロ/ドルと米ドル/円、を行っているということです。そのため、入門者はもちろん、初心者の間は、米ドル/円取引中心に行うべきということです。円に加えてユーロと米ドルと2つの通貨の動きを追うのは大変なので、米ドルのみの動きだけを指標で追ったほうが楽だからです。CPI米国雇用統計、ミシガン消費者指数など米ドルだけでもその結果により大きく動くので追わねばならない指標はたくさんあります。まずは米ドルはどのような指標でどう動くのかを勉強して、自信がついてから他の通貨の取引を始める方が確実です。

 

実は今井先生の本に出会う前に、筆者は本屋で適当に選んで買ったFX本を読んだだけで自信があるファンダメンタルズを武器に英国好きのためなのか、なぜかポンド取引ばかりを行い、大きな損失を負いました。みなさんには同じ過ちを犯してほしくないのです。

 

FXは投機的側面が強いです。中長期的な視野にたった分散投資としてのFX投資としては、金利差に注目をして米ドル/円のロングから始めるのがおすすめです。ただし、この場合はエントリーポイントが重要となります。2022年2月現在ならばウクライナ侵攻という地政学リスクがあるので、今はNGです。それが本当に起きたとしたら、そこで暴落して落ち着いた後がおすすめとなります。欲張っての底値狙いは絶対にやめてください。必ず、移動平均線を超えるゴールデンクロスが起きるなど底が確認した後にエントリーするように心がけてください

 

また、新年やGW、お盆休みなどの日本が休場の際ミセス・ワタナベのロングが溜まっているとヘッジファンドに狙い撃ちされフラッシュ・クラッシュが起きて、一瞬にして資産が吹き飛ぶ恐れがあります。逆指値注文を必ず入れることを習慣化する、もっと慎重になるならばこうした長期休暇の前には一度ポジションを閉じてその後に再エントリーするのもありでしょう。

 

また、外貨預金をするよりは、FXでレバレッジを1倍にした方がもらえる金利(スワップポイント)が有利となっています。口座のある銀行で米ドルの外貨預金をされている方はSBIFXなど積立預金に力を入れているFX会社に口座を開設して資金を移すことをおすすめします。詳細は下記ページを御覧ください。

 

SBIFXトレードと銀行口座での外貨預金の比較とSBI積立FXの始め方

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