FX入門〜初心者におすすめ!会社比較のやり方から複数口座開設までの流れ

2022年4月16日

FXの税金について

今回の「ABSの今井雅人流初心者向けFX入門・始め方と口座比較」講義では、入門者から初心者までが取引前に必ず行わなくてはならないFX会社の比較と口座の開設方法について見ていきましょう。そして、大切な税金についても

 

株式の値上がり益はキャピタルゲイン課税といって、利益の20%が申告分離課税扱いになります 。また、外貨預金の場合、利子に対しては20%の源泉分離課税、為替差益は雑所得として総合課税となります。

 

これに対して、FX取引で得た利子(スワップ金利)と為替差益については、2012年からは申告分離課税となっており 、1日1日から12月31日までの取引で確定した利益(含み益は計算しません)に対して、2012年は20%、2013年以降は国税庁によると復興特別所得税が加算され、20.315%の税率となっています

 

また、損失は3年間繰り越すこともできるようになりました。損失が出た年に確定申告をしておけば、翌年以降3年間利益が出た際には損失と相殺することができるわけです。

 

取引にかかったコストを、必要経費として申告することもできます 。たとえば、取引にかかった売買手数料や、筆記用具などの消耗品、電話代やプロバイダ料金、新聞代や関連書籍費、そしてパソコン購入費などが、これに該当します。

 

FX取引をするのにパソコンが必要ということでこれを購入すれば、その3分の1ずつを3年間にわたり必要経費として所得から差し引くことができます。

 

ただし 、これらの必要経費を税務署に認めてもらうためには、それを証明するための書類が必要になります。パソコンや消耗品などを購入した場合であれば、その際に領収書を必ず取っておきましょう

 

FX会社の比較のやり方と口座開設までの流れ

これから FXを始めようと思っている入門者やサブ口座を開こうとしている初心者にとって一番悩ましいのが、どの取引会社に口座を開設するかということでしょう。

 

現在 FXを扱っている会社は、ピーク時に比べ減少したとはいえ、約60社もあります 。この中からご自身にとって適した1社を比較・検討し、見つけるのは、非常に大変なことです。

 

ご自分に合っていない取引画面や見にくいチャート、イライラするようなサポート体制の会社を選んでしまうと、当然取れるはずだった利益が取れるどころか、損失につながりかねません。

 

会社の比較には相当の時間とエネルギーをかけることが必要です。

 

イメージキャラクターのビジュアルや実や、あまり損益に影響しないキャンペーンなどで簡単に決めることのないように、くれぐれもご用心を

 

FXを始めるには、まず口座を開設しなくてはなりません 。口座開設は無料ででき、最初から証拠金を入れる必要はありません。

 

条件などを比較・検討し、気になる会社があれば気軽にいくつかの会社に口座を開いて、取引画面や情報画面の使いやすさなどを実際に試してみましょう(現在はマイナンバーの提出も義務付けられています)。

 

口座開設までの流れ
図18 2018年9月現在は本人確認書と共にマイナンバーの提出も必要

FX会社比較のための4つのポイント

 

次に、 会社比較のポイントを挙げてみましょう

 

①手数料やスプレッドが他社と比べて不利でないか

約定率が良い、つまりスリッページが他社に比べて安定しているか

③システムの安定性

④サポート体制

などです。

 

以上4点のうち一番大事なのは、②の実際にいくらで約定できるかというスリップページの安定性です

 

ブレグジットスイスフラン・ショックなどの数年に一度の大事件はもちろん、米国雇用統計などでサプライズが起きると、スプレッドが急に拡大することがあります。こうした際にもスリップページが滑らず、スプレッドが普段とあまり変わらないことが重要ということです。

 

もちろん普段の取引において表示されたレートから滑らない、そのレートで約定できる確率が高いことも大事なポイントとなります。

 

また、こうしたサプライズが起きると取引が一気に集中し、許容量を超え、サーバーがダウンするケースも見られます。

 

損失を確定したくてもできなかった場合どうなるでしょうか

 

特にFX入門者や初心者にとってはメンタルが重要なので致命的です。やはりシステムが安定している会社を選ぶことも非常に重要です。

 

取引会社を比較する際の注意点
図19 取引会社を選ぶ際の注意点

一番重要なのはスリッページだが、自分のスタイルに合った会社に複数口座を開設すべき!

 

そして上記の4点 をクリアしたならば、ご自分の 売買スタイルで一番利益を得られそうな会社を選ぶ必要があります

 

現在はあまり旨味がありませんので上記の4点には挙げていませんが(このサイトの元になった著作が書かれたのは2005年のスワップトレード全盛時代のため) 、長期間預けて利子を獲得したいのであれば、手数料が若干高くてもスワップポイントの高い会社を選ぶほうがよいでしょう。

 

反対に、為替差益を獲得したいのならば、スプレッドがなるべく安い口座を選択すべきです。

 

また、運用する資金量によっても最適の会社は異なってきます。資金に余裕がない、または最初は小さな 資金を運用してFXについて試したい場合は最低取引単位が小さな会社を選ぶべきでしょう。

 

資金が豊富な場合は、手数料(現在ではスプレッドとほぼイコール)が安く、資金が大きくなるとさらに割安になるなどのメリットが増える 会社が良いでしょう。

 

近年流行しているシステムトレード(自動売買ツール)を用意しているFX会社を選ぶというのも、一つの手でしょう。

 

毎回使う取引ツールが自分に合っていると思える会社を選ぶことも重要です。

 

入門者や初心者の方は「ご自分の売買スタイル」に合わせてできる限り多くの会社を比較した上で、複数の会社に口座を開設することを、お勧めいたします

 

 

2022年1月版FX入門〜初心者おすすめ8社口座比較サマリー

2022年1月版メイン口座8社比較(スリッページ・ツール・システム安定等)

 

松田遼司の解説

この8番目の記事では、今井先生はFXの譲渡益にかかる税金、費用や損失の繰越のやり方、口座開設までの流れとFX会社の比較のポイントについて解説されています。

 

特にFX会社選びは重要で、先生はスリッページを含めた実際のスプレッドが重要とされています。筆者の経験では、取引ツールや取引画面との相性も、友達関係と同じで不思議と合う会社と合わない会社があると感じています。

 

また、数日から一ヶ月ほどの取引期間のメイン口座の他に、もう1米ドル=120円になってしまいましたが、110円の際に120円になるまで塩漬けにするための中長期用のサブ口座や自動取引売買用のサブ口座など複数の口座を最初から持つことがおすすめです。あるFX会社の取引画面になれてしまうと、他の会社の画面はなにか使いづらく感じてしまうので、最初に一気に口座を開設するのがよいと思います。口座開設は無料ですので。

 

また、Forexliveの記事にあるように、各金融期間が中期の予想を出すことがあります。ここではMUFGがUSD/CADが 1.2150 に、ストップ・ロス・オーダーを1.2750に、またEUR/USD が1.0710 に向かい、ストップ・ロス・オーダーを1.1230置くよう推奨しています。こうした予測は中期的に当たることが多いので、ミラートレードもありです。しかし、普段使用しているメイン口座とは開きが大きすぎるので、少し踏まれると逆指値を解除して損切りしたくなってしまうこともあります。このため、中期口座は別のFX会社に開設して、そちらで放っといておくのが正解となります。

 

複数の会社に口座を開設することが成功への近道だとご理解頂けたでしょうか?

 

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