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起業・スタートアップのための
シリコンバレー等の注目企業紹介 アルファベット2シニア・女性・学生の起業でも注目のスタートアップ

2020/08/17

アタッカーズ・ビジネススクールのスタートアップを目指すシニア・女性等への起業のアイデアとなるシリコンバレーの注目企業紹介のコラム。

今回はGoogle(グーグル)の他分野への参入と、その中で形成されていったVisionについて解説していきます。

起業家・アントレプレナー注目!Google(グーグル)の他分野への参入は2004年のIPOを契機に始まった!

前回紹介しましたように、グーグルは2004年に検索連動型広告の躍進によりIPOを果たしました。まず、同年IPOの前に、Gmailをローンチしました。これについては、起業・スタートアップを目指すシニア・女性等のみなさんには説明する必要もないほど、現在では広く普及していますよね?

続いて同年には、人工衛星からや航空撮影の画像をデータベース化していた企業を買収、Googleマップ、Google Earthとして公開しました。IPOによる巨額の資金により新サービスを展開し始めたことが、分かるでしょう。

単なるお金持ちになるためにIPOを行ったわけではなく、本来目指していた、世の中をよくしていくというVisionのために行ったということの証明だといえるでしょう。

起業家・アントレプレナーを目標とする閲覧者の方にも、将来ご自分が本当に行いたい事業と、収益のために行う事業とを分けて考える必要があると、ブリンとグーグルから学んで頂きたいと思います。

翌々回に詳細を説明しますが、ブリンとアルファベットにとっては、アンメット・メディカルニーズなど現在まだ達成されていない未来の技術により世の中をよくしてこうというのが前者であり、検索連動型広告が後者です。

2006年にはYouTubeを、2009年にはモバイル広告企業のAdMobを買収し、成長が見込まれる動画やモバイルへの対応を進めていきました。当時の日本では若い世代はググるという言葉を使い始めていましたが、タイピングに慣れていない日本人は未だにYahoo!のディレクトリーを使用しており、Yahoo!がポータルとしてもトップの座を保持していました。

起業・スタートアップを目標とする方必見!2011年にはモトローラ買収によりハードウェア分野へ進出し、Appleに対抗!

その後もグーグルは検索連動型広告で順調に売上・利益を伸ばしていきますが、2011年にはライブ・ストリーミング・サービスのYouTube Live、ストリーミング音楽サービスのGoogle Music、SNSのGoogle+という新サービスを次々に発表していきます。さらに、携帯端末会社のモトローラ・モビリティを買収し、携帯電話事業に参入を果たしました。

2013年にCalicoというヘルスケア子会社を設立します。そして2014年にはスーパーコンピュータを遥かに凌ぐと最近話題となった量子コンピュータ事業を開始、AI事業やロボット事業を行う会社も買収していきました。

こうしたヘルスケア、モバイル、量子コンピュータ、AIなどの様々な事業への進出により、ホールディング会社設立が必要となり、2015年にアルファベットが設立されました。グーグルはインターネットを担当する子会社となりました。創業者のペイジはアルファベットのCEOとなり、インド系アメリカ人のピチャイ氏がグーグルのCEOとなりました。

このようにグーグルは、世の中をもっとよくする、人々の生活を便利にしていくという明確なVisionのもとに行動してきているわけです。起業・スタートアップのために努力を続けているシニア・女性などの閲覧者の方も、まずはビジョンについて決定することを第一に行うようにしてください。

Gmailにより、フリーメールが会社メールと同程度の機能をもつようになりました。世界中どこにいても、Googleマップを使えば迷うことなく、レストランや観光地などの目的地にたどり着くことが出来ます。アンドロイド携帯の参入によりiPhoneの独占は崩れ、競争によりスマホの機能はどんどん進化しています。

SRI International同様に、グーグルが存在しなかったら、今の私達の便利な生活は実現できていなかったわけです。

そして、グーグルはその事業の根幹である検索エンジンについても改良を加え続け、人々の生活を豊かなものにしています。日本においてはまだ一つの分野でしか実現されていないので理解されていない方がほとんどだと思いますので、次回はこの検索エンジンの機能進化による人々のQ.O.Lの向上について解説したいと思います。