• ホーム
  • 海外企業紹介
  • 起業・スタートアップのためのシリコンバレー等の注目企業紹介 アルファベット4

起業・スタートアップのための
シリコンバレー等の注目企業紹介 アルファベット4シニア・女性・学生の起業でも注目のスタートアップ

2020/08/21

アタッカーズ・ビジネススクールのスタートアップを目指すシニア・女性等への起業のアイデアとなるシリコンバレーの注目企業紹介のコラム。

今回は、グーグルの親会社であるアルファベット本体について解説していきます。

起業家・アントレプレナー注目!グーグルの本体であるアルファベットとは?

将来の起業家・アントレプレナーのみなさんには、前々回のコラムでご紹介した内容を、まずは思い出してみてください。、グーグルは2004年に公開したGoogleアースやGoogleマップを皮切りに、自動運転、ヘルスケア、モスマートホーム、携帯電話とそのソフトウェア、量子コンピュータ、AIなどの様々な事業への進出していきました。そしてホールディング会社設立が必要となり、2015年にアルファベットが設立されたわけです。

創業者のペイジ氏はアルファベットのCEOとなり、インド系アメリカ人のピチャイ氏がグーグルのCEOとなったと解説致しました。

こうした中、非常に興味深いニュースが飛び込んできました。2019年12月3日、グーグルの共同創業者でありアルファベットのCEOを務めていたペイジ氏、社長を務めていたブリン氏が共に辞任し、ピチャイ氏がCEOに就くというものです。創業者の二人と、長く二人を社長として支えていたシュミット氏は取締役会には残りますが、これを機にアルファベットは新たな時代に入るといえるでしょう。

アルファベットは2016年には一時資産価値が、世界一となりました。現在でも、世界で最も成功をおさめている会社の一つです。アップル、フェイスブック、アマゾンと共にGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazonの頭字語)として、米国株式市場に君臨しています。その収益源は第1回で解説した検索連動型広告であり、最大の子会社はもちろん検索連動型広告を統括しているGoogleです。しかし、その収益を元に、上記の様々な事業に投資をしているわけです。

起業・スタートアップを目標とする方必見!アルファベットの主要子会社とその概要

その主な子会社と概要は、以下のとおりです。

  1. Calico: 健康と長寿にフォーカスして老化を抑制する医薬品やバイオテクノロジー製品を開発する。California Life Companyのそれぞれ最初の2文字からなる頭字語が会社名となっている。
  2. DeepMind: イギリスの同名の人工知能企業を買収した子会社。どのように人間と同じ手法でビデオゲームをプレーするかという、人間の脳機能と類似したニューラルネットワークを開発。2016年には、コンピュータ囲碁プログラム「AlphaGo(アルファ碁)」が、囲碁世界タイトル優勝記録で歴代2位である韓国の棋士を破り、そのレベルの高さが話題となった。
  3. GV: 以前はグーグル・ベンチャーズとして知られていたCVC(コーポレート・ヴェンチャー・キャピタル)子会社。インターネットやソフトウェア、ヘルスケアやライフサイエンス、AIなどアルファベットが子会社を傘下に持つ様々な分野のスタートアップ企業に投資を行っている。
  4. Glass: AR(コンピュータにより作成された人工環境である仮想現実VR=バーチャル・リアリティを進化させ、現実の一部を付加・削除させた情報提示を行う)ヘッドマウントディスプレイ(HMD)技術を開発。ハンズフリーで情報をゴーグルに表示、言語音声コマンドでインターネットを使用できるGoogle Glassとして製品化された。X社のプロジェクトの一つ。
  5. Jigsaw: オンライン検閲の阻止、デジタル攻撃の軽減、オンラインでのハラスメントの撲滅などに必要な技術を構築している社名は世界を課題が山積みする複雑なパズルとして捉え、名付けられた。
  6. Nest Labs: プログラムができ、学習力を持ち、センサーで動き、Wi-fiで動くことが特徴のホームオートメーション(スマートホーム)市場用の家電機器を製造する。2014年に買収。スマートスピーカー、監視カメラ、空調・気温管理システム、煙探知機、ホームセキュリティシステムなどを開発してきた。
  7. Loon: 高高度気球を用いた移動体通信システムであるProject Loon(プロジェクト・ルーン)を推進。成層圏に打ち上げられた気球に搭載された基地局により、通信網の整備されていない地域の人々がインターネット接続出来ることを目指している。X社のプロジェクトの一つ。
  8. Wing垂直離陸機によるドローン宅配便計画。ヘリコプターに似たマルチコプターを使用する競合他社の計画よりも、広いエリアをカバーできる。X社のプロジェクトの一つ。
  9. X: 上記のGlass、Loon、Wingの他にも自動運転技術を搭載した車、Siriのような音声認識技術空中水力発電、糖尿病患者が血糖値を常時モニタリングできるコンタクトレンズなど様々な技術に取り組んでいる。
  10. Verily: ヘルスケア分野の子会社。世界中の健康のデータを有効活用することで人々を幸せにすることを目標に掲げているda vinchiの競合として以前に紹介した手術用ロボット開発のVerb SurgicalはこのVerifyの子会社(現在は売却を検討中)。
  11. Waymo: 自動運転分野の子会社。世界で初めて2012年から自動運転車の公道での実験走行開始している。AIを使用したソフトウェアで世界最先端を走っている。

いかがだったでしょうか?
このようにアルファベットはあらゆる分野で世界をよくしていこうというVisionのもとに行動しているのです。次回はGoogle/Alphabet(アルファベット)が買収してきた会社について、起業を目指すシニア・女性などの閲覧者の方に紹介していきます。