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起業・スタートアップのための
シリコンバレー等の注目企業紹介 アルファベット6シニア・女性・学生の起業でも注目のスタートアップ

2020/08/26

アタッカーズ・ビジネススクールのスタートアップを目指すシニア・女性等への起業のアイデアとなるシリコンバレーの注目企業紹介のコラム。

今回はアルファベットとマイクロソフトの時価総額、サブスクリプション事業について解説していきます。

起業家・アントレプレナー注目!アルファベットの時価総額が1兆ドルを突破!

前々回のアルファベット本体の解説で、アルファベットは2016年に資産価値が世界一になったことがあると書きましたが、2020年1月にも重要なニュースが報じられました。

日経新聞の記事にありますように、アルファベットの時価総額が1兆ドル(約110兆円)を突破したというものです!

アップル、マイクロソフト、アマゾンに続き4社目ということですが、インターネット関連株としては初の快挙です。これで、GAFAの中ではフェイスブックのみが未達ということになりました。世の中をよくするために頑張っているアルファベットが、市場から支持されていることの証明といえるのではないでしょうか?

日本取引所グループのサイトによりますと、2019年12月の東証1部、2部、マザース、JASDAQなど日本の全ての株式市場の時価総額の合計が約670兆円のようです。アルファベット1社でこの6分の1を占めていることになります。

グーグル以外のアルファベットの子会社も世界中の投資家から注目されており、起業・スタートアップをめざすシニアや女性等のみなさんにも、このコラムで紹介する価値があることをご理解いただけたのではと思います。

アルファベットの将来の時価総額は、グーグル以外の現在は赤字である各子会社が、どのように成長していくかにかかっているわけですので。

そして、前々回のコラムで紹介した、未来の起業家・アントレプレナーである閲覧者も耳にしたことがあるであろうNestや、アマゾンも研究を行っているドローン宅配便、Googleグラスなど、実はそのほとんどが注目企業といっても差し支えないのです!

2018年のFAANGから2019年のGAFAへ、しかしビデオ・オン・デマンドとサブスクリプション・サービスは拡大中!

今年1月には、日本のマスコミでも、米国の5社の株価と日本の全ての企業の価値が同じになってしまうという記事が話題となりました。

ここで注意をしておきたいのは、2019年の時価総額ランキングを見ると、アラムコが首位、アップルが2位、3位がマイクロソフト、4位がアルファベット、5位がアマゾン、6位がフェイスブックとなっており、2018年にFAANGとしてもてはやされた(Facebook, Amazon, Apple, Netflix, Googleの頭字語)のうちのネットフリックスはランキング入りしていないということです。

最近はネットフリックスを除いたGAFAと呼ばれるようになったのはこのためです。市場の動きがいかに早いかがご理解いただけたと思います。

ネットフリックスは2019年は不調だったわけですが、その根幹モデルはむしろ好調だったといえるでしょう。新型コロナウイルス流行後は、アマゾンやゲーム会社と並び、巣ごもり消費の拡大で再び成長路線に戻りました。

ここで、起業家となるべきシニアや女性などのみなさんが知っておくべき、米国では当たり前となっているビデオ・オン・デマンドとサブスクリプション・サービスについてふれてみたいと思います。

ネットフリックスは毎月定額の料金を支払えば好きな時に好きな映画やTVシリーズが無料でみられるサブスクリプション方式のビデオ・オン・デマンド方式の動画配信で成功した代表的企業です。

過去に放映されたTVシリーズを例に取ると、2007年にネットフリックスがビデオ・オン・デマンド方式のストリーミング配信を始める以前は、視聴者は現在の日本と同様に過去のシリーズであってもレンタルDVDを借りる、または翌週、翌日など決められた日時に放映されるまで待たなくてはならなかったわけです。

しかし、現在では過去のTVシリーズであれば、ネットフリックスやアマゾンプライムなどで視聴者は好きな時に自分のペースでまとめ見をすることができます。これがビデオ・オン・デマンドです。

漫画でいうと連載が終わってから単行本となったものをまとめ買いをして一気に読んだりするのと同じ感覚でしょうか?英語ではシリーズを1エピソードだけではなく、好きなだけ数エピソードまとめて観るBinge-watchingという言葉も生まれました。ビデオ・オン・デマンドは、消費者の生活行動を変えてしまったのです。

音楽ではSpotifyなどの、好きな時に好きなアーティストの曲を聞くことができる音楽ストリーミングサービスもミュージック・オン・デマンドと呼べる革命的なサービスだといえるでしょう。また、アマゾンが始めたレコメンドサービスも、自分の好きなアーティストと似た知らないアーティストを発見出来るという意味で、画期的なサービスといえるでしょう。

例えばSpotifyでは、007シリーズの主題歌を史上最年少の18歳で担当することになったビリー・アイリシュが好きだとすると、彼女に似たスタイルのアーティストを自然に推薦してくれます。凄いですよね!

サブスクリプション方式は、CDやDVDなどのモノを購入したりレンタルするのではなく、利用権を購入して利用した期間に応じて料金を支払うシステムです。通常は月額ですが、年間購入での割引もあります。バージョンアップの際の追加料金も必要ありません。

そして、このサブスクリプション方式で復活を遂げた代表的企業がマイクロソフトということになります。2019年末にはWindows7のサポートが終了するとニュースになっていましたが、過去に購入した方の場合は、Windows10にソフトウェアをバージョンアップしなくてはならないわけです。

Office2019を3万円台で購入した方は、いつかこのように買換えを行うことになるわけです。しかし、サブスクリプション・サービスであるOffice365 Soloの場合は毎月1,274円、または毎年12,747円を支払うことでこうした手間から逃れることができるわけです。さらにアップル製品同様に、サポート体制も無償で利用できます。

このサブスクリプション・サービスを導入することでマイクロソフトは時価総額でGAFAに追いつくことができたわけです。

次回はVerily life Scienceについて解説をしていきたいと思います。