起業・投資のためのシリコンバレーの企業紹介
SRIベンチャーズ(SRI Ventures)
掲載:2020/8/3
最終更新日:2020/08/03
※記事の内容や肩書は、講義時のものです
アタッカーズ・ビジネススクールの、米国新興株投資や起業を目指すシニア・女性・若年層等への、起業のアイデアとなるシリコンバレー等の注目企業紹介のコラム。
今回はSRIインターナショナルの開発した技術を元に、グーグル社などの著名企業を含む民間企業との提携で、毎年多くのスタートアップ企業を生み出しているSRI Ventures(SRI ベンチャーズ)について解説していきます。
SRI Ventures(ベンチャーズ)と他のVCとの違いは?
SRIベンチャーズとは、SRIインターナショナルの技術・知財をベースに、提携企業やスタートアップとのスピンアウト企業の設立の手助けを担当している子会社です。
ベンチャーキャピタルの範疇に入るそうですが、ノンプロフィット企業であるため、特定の企業からの資金調達は行わず、ソフトバンクなどのように個別のファンドの運用もしません。その資金はスピンアウト企業からの利益や技術のライセンスフィーから成っています。
アーリー・ステージのベンチャーに特化しています。
数千万円規模の資金を提供することもありますが、それよりも、スタートアップに高度な技術とその知的財産権を提供する点で他のVCと差別化しているとのことです。
DARPAやNIHなどの政府機関のためにSRI インターナショナルが研究し、実用化された技術と特許。これらは、製品化後には、SRI インターナショナルに帰することとなっています。そのためSRI インターナショナルは、長年に渡る研究の成果である高度な技術とその特許を有しているということです。
以前ご紹介した携帯電話、インターネットの前身、コンピュータのマウス、Siri、LCDディスプレイ、手術用ロボットなどは、すべてSRI インターナショナルが開発した製品です。この中にはもちろん、特許期限が切れているものも多く含まれています。しかし、これらの製品はあくまでも一例であり、多岐な分野において多くの世界成功レベルの技術と特許、そして研究員を要しているわけです。
最も有名なVCであるセコイア・キャピタルでさえ豊富で優秀な人材と資金と実績が武器であり、SRI ベンチャーズが通常のVCから差別化していることが、みなさんにもご理解頂けたと思います。
SRI Ventures(ベンチャーズ)のビジョン、目標と実績
SRIベンチャーズのビジョンはAlphabet(アルファベット)同様に、世の中をよりよい場所にすることです。
SRI インターナショナルが有する高度な技術と知的財産をベースに、AIやロボティックスなど最も複雑で難解な領域において、起業家やスタートアップ、VCと協業しながら次世代のゲーム・チェンジャーとなりうる技術を開発することを目標としています。
SRI インターナショナルがスピンアウトした企業は60社を超え、その時価総額の合計は約2,200億円となっています。4社は上場を、買収された会社は約30社となっています。
つまり、IPOは7%、エグジットの確率が50%ということになります!考えられないほどの成功率ですよね?
記事の後半には、分野ごとにスピンアウトされた代表的な企業の概要と買収されたケースでは買収会社、上場した場合は市場を表示しています。起業家・アントレプレナーとなられる方の参考になれば幸いです。
SRIベンチャーズが設立されてからまだ10年しか経っていませんが、その後スピンアウトに力を入れ始め、コタリ社長の就任後に活動が活発化したそうです。筆者が2018年末にコタリ社長と会った際の話では、2018年だけでも8件ものスピンアウトを行ったとのことでした。
しかし、8件というのは非常に素晴らしい数字なのですが、当然の結果のようです。SRIベンチャーズでは1,000ものプロジェクトを数年にわたり運営しており、そこから厳選されたものだけがスピンアウトされるからです。
こうした近年の急速な業績拡大が認められ、2020年にはコタリ社長は本体であるSRIインターナショナルのNo.2である社長に就任しました!
SRI Ventures(ベンチャーズ)とその次々とスピンアウトした会社生み出す手法とは?
それでは、みなさんが一番興味を持つであろう、SRIベンチャーズの、その次々とスピンアウト会社を生み出していく仕組みについて解説していきましょう。
SRIベンチャーズの、医療から航空宇宙、ITなど広範囲に渡る研究成果を元に、ゲーム・チェンジャーとなりうる技術を製品化しようという試みは、日本の研究機関とさほど変わらないと思われます。
大きく異なるのは、
1.VCや戦略パートナー、スターアップと協力しながら、市場が本当に必要としている技術はなにかと将来を見据えながら探求していくマーケット・インの徹底
2.単なるコンセプトで終わるのではなく、現実的な商品化にまでつなげている
ことにあると考えられます。
2007年にスピンオフされ2010年にアップルに買収された、将来の起業家・アントレプレナーであるみなさんなら使用しているであろう、Siriが好例でしょう。
社長のコタリ氏は宇宙工学の学士、生物工学分野のPhD.であるだけでなく、ビジネスマンとしても非常に優秀です。また、ITなど専門外と異なる分野の知識も深いです。
個人的な意見ですが、SRIベンチャーズだけでなく日本の研究機関との共同研究も担当してきた経験から、SRIベンチャーズと日本の研究機関との最大の違いについてあえて申し上げさせて頂きます。
製品化できる望みがあるか分からない研究に熱中しているギークタイプの研究者ではなく、技術についてはやや深くだが、広い分野についての知識とビジネスをよく理解している人材で構成されていることなのでしょう。
また、商品化につながるかどうか、つまり、その市場の現在の大きさと成長率、レッドオーシャンかブルーオーシャンなのかという競合状況、自分たちと提携パートナーの技術と人材で本当にマネタイズできるかなどを徹底的に調べ、GOサインが出たあとでないと研究資金がでないといえば分かりやすいでしょうか?
SRIインターナショナルの技術が生かせる市場なのか、協業企業は技術を世に出すのにふさわしいのか、高いROIが期待できるか?
極端な言い方をしますと、お金になると認められない限りは、研究費を出してもらえないということです。ここがSRIインターナショナル自体とも異なるSRIベンチャーズの一番の特色といえるのでしょう。
さらに、SRIベンチャーズが提携パートナー企業とスピンアウト企業を立ち上げる際には、パートナー企業の知財が競合となる企業の知財に抵触していないかについて徹底的に調査を行います。それで問題ないと確信できるまでは、ゴーサインを出さないのです。
法的ではなく技術的な意味という点では、知財を専門とする法律事務所による調査とは正確には異なりますが、いくら技術がよく、人材や資金が揃っていても、競合他社の特許に抵触していればビジネスとして成立しません。
こうしたビジネスを見据えた調査を行うところが最大の差別化要因だとご将来の起業・スタートアップを目標とする閲覧者の方にも理解いただけたと思います。
ビジネスプランが認められれば、SRI Ventures(ベンチャーズ)は技術と特許を提供してくれる!
みなさんが何か素晴らしい、差別化したアイデアを持っていたとしても、アイデアだけでは起業はできません。資金と技術が必要になってきます。
例えばSRIベンチャーズにみなさんがビジネスプランを提案し、それが認められ、SRIインターナショナルの技術と特許を使えばそのプランの実現が可能になると判断されると、SRIが協力してくれることもありうるのです!
通常のベンチャー・キャピタルに提案をしても得られるのは資金と、起業のアドバイスやオフィスの提供等でしょう。
しかしSRIベンチャーズは、世界でも有数のその技術と特許を提供してくれるわけです。
起業・スタートアップを目標とする方が素晴らしいビジネスアイデアがあり、市場分析や競合分析も行って大きなチャンスがあるのだが、肝心の技術がないということは、当然あるでしょう。通常は、アイデアだけあっても技術がないならどうしようもない、と言われて終わりです。しかし、SRIベンチャーズだけは、そんなみなさんを助けてくれることでしょう。
AIや言語変換、会話認識、サイバーセキュリティー、ヘルスケアなどなど、どの分野でも大丈夫です!特にDynaSpeakという言語検索エンジンは広くラインセンスされているようですので、この分野でアイデアがあればすぐにでも起業できるかもしれません。
後ほど登場しますが、テキストメッセージの代わりに15秒の動画メッセージを送付するという会社もSRIベンチャーズからスピンアウトされていました。こうした柔らかいテーマでも大丈夫なわけです。なにか差別化できるアイデアがあるとSRIベンチャーズに認めてもらえれば、提携できる可能性はあるのです!
これも、後ほど登場しますが、スピードが速すぎて目がついていけないアイスホッケーにおいて、パックを黄色く表示させることにより目で追えるようにするアイデアがテレビ会社に採用された会社も、SRIインターナショナルのスピンアウト会社でした。
例えばサッカーをテレビで観戦中に、ゴールシーンでボールが速すぎてゴールしたのか分からないという経験が。おありでしょう?ホッケーのアイデアを転用して、シュートシーンではゴールを赤枠で、ボールを黄色く表示すれば、ゴールしたのか、それてしまったのかみきわめられるのではないでしょうか?
こうした誰でも考えつく、ちょっとしたアイデアだけでも、採用してくれる可能性は十分あるわけです。起業へのハードルが相当下がったのではないでしょうか?
SRI Ventures(ベンチャーズ)はVCとも協力関係にある!
SRI ベンチャーズはVCとも良好な関係を築いています。
ご自身や周りの賛同者の資金でまかなえる場合もあるでしょうが、SRI Venturesが動くような大きなVisionやMissionを持ったプランの場合には、外部からの資金調達が必須となるでしょう。
日本のVCとは異なり、セコイア・キャピタルを始めとするシリコンバレーのVCは、医療、ITなどそれぞれの分野について理解できる専門家を雇用しているため、技術について判断する能力を有しており、独自の裁定ができるのは真実でしょう。
それでも、SRI ベンチャーズがその技術の素晴らしさを認めているというお墨付きを得られる、または素晴らしいビジネスアイデアなのでSRI ベンチャーズが技術と知財をライセンスしてくれるならば、シーズ(最初の小規模の調達資金)専門のVCからの資金調達は容易になるでしょう。
しかも、そうしたシーズ専門のVCを紹介しれくれるわけですから、SRI ベンチャーズにみなさんのピッチが認め得られた時点で、調達の成功の可能性は一気に高まることになります。
ここでもう一度確認していただきたいのは、より重要なのは資金ではなく、技術と知的財産ということなのです!
実は資金は有り余っていますが、特許のついた革新的な技術はなかなか見つからないでしょうから。そして、ご自身がどんなに素晴らしい技術をお持ちでも、知財に抵触した場合は製品をローンチしても賠償金の支払いにより収益計画は一気に狂ってしまうからです!
特に日本のメディカル分野においては、みなさん多忙であり、ご自分の元来の専門領域以外は興味がないので、進出分野における特許取得を疎かにされているケースが見受けられるので、要注意です!
SRI Ventures(ベンチャーズ)は起業家を助けるための専門チームを作ってくれる!
さて、技術と知財に続いてVCから資金が調達できたとすると、次に必要になるのは人材です。SRIベンチャーズと組むことができれば、各分野の専門家であるPhD.の集団であるSRIの人材の中から、その目標にあったチームが構成され、起業家・アントレプレナーを手助けしてくれます。
SRIでは戦略コンサルティングファームと同様に、顧客のニーズに合ったチームが編成されるシステムを取っています。起業家のために100%の時間を使ってくれることは少ないでしょうが、必要な人材を自ら探さなくともよいという点が、SRI ベンチャーズが多くのスピンアウト起業を育ててこられた大きな理由の1つといえるでしょう。
そして、最初に提供される技術と特許、市場調査による参入する市場の展望、人材、必要であれば資金を提供することにより、スタートアップ企業はプロトタイプまで完成させることができるのです!
SRI Ventures(ベンチャーズ)は既存の企業と協同でスタートアップ企業を支援している!
SRIベンチャーズが支援しているスタートアップ企業は、未来のみなさんのような起業・スタートアップしたばかりの会社だけではありません。該当分野で実績のある企業や新規事業に参入する有名企業の場合もあります。
協業していく企業のコア・コンピテンシーである技術を評価し、これから参入する分野において足りない技術は何かを見出し、そこをSRIが補完するというのが基本戦略です。
次には上記のように、この分野に参入するのに必要だが協業企業が持っていない人材をSRI内から集め、SRI内にもいない場合には、外部から雇用します。また、必要な知財については、SRIからライセンスを行います。その後初めて、試作品の開発に入ります。
同時に市場分析を行い、VCの力を借りて、市場規模と会社の価値を算定していきます。
こうした段階を経て、スピンアウトまたは協同での起業が行われ、資金調達へと入っていきますが、その際には市場分析に協力したVCが有力な調達先となるわけです。
いかがでしたでしょうか?
なぜ彼等が年に8件ものスピンアウトを実施できたのかという理由が、みなさんにもご理解頂けたのではないでしょうか?
SRI インターナショナル/ベンチャーズがスピンアウトした主な会社とその分野とは?
それではSRIインターナショナルとSRIベンチャーズがスピンアウトした60社の中から代表的な会社、その分野と概要について見ていきましょう。赤字がSRIベンチャーズによるものです。みなさんもいくつかの名前は聞き覚えがあるだろうと思われます。
IT分野
Abundant Robotics:りんご収穫ロボットを開発。
Applied Communications: Weitbrecht Communicationと改名。難聴者のためのモデムを開発。
American Microsytems: 半導体企業。モトローラからスピンアウトしたOn semiconductorに買収された。
Anderson-Jacobson: 現在のCXR Networks。モデム開発のパイオニア企業。
Cybercash: 電子決済会社。Verisignが買収。
Desti: SiriのベースとなったAI技術を使用した旅行ガイドアプリを提供する企業。Nokiaが買収。
Etak: ナビゲーションシステムのためのデジタルマップを提供。Tele Atlasが買収。
Firetide: 安価ですぐに使用できるW-Fiサービス提供会社。Unicomが買収。
Global Internet Access Service: インターネット・サービス・プロバイダー。NTTが買収。
Global Internet Softwear: ネットワークセキュリティ・ソフトウェア会社。Ciscoが買収。
Katun Corporation: 世界最大のコピー機部品会社。バンク・オブ・アメリカに買収される。
Kestrel Institute:コンピュータ・サイエンス研究所。AIソフトウェアを提供。
Kuato Studios: ロンドンを拠点とする楽しむためでなく学ぶためのゲーム開発会社。SRIのAIやパーソナルアシスタント機器の技術を使用している。
Meta: ビッグデータ解析企業。2600万もの論文を分析、1400万の研究者を抽出した。Chan Zuckerberg Initiativeが買収。
Microbot: 教育用のミニチュアロボット開発企業。UMIが買収。
Native Softwear: インターネットデータベースを開発。Protera Sytemに改名後にExigenが買収。
Nuance Communications: 会話認識、AIなどを提供するコンピュータ・ソフトウェア企業。ゼロックスのスピンアウト企業と統合。ナスダック上場企業。
Ordinate Corporation: 英語テスト提供企業。フォーチュン500企業に採用され現在まで3億5千回も使用されているとのこと。学習大手のPearsonが買収。
Raychem: 軍事や航空産業用に原子力を初めて商品化した企業。2000億円以上の売上を誇っていたがTycoに買収された。
Redwood Robotics: 簡単にプログラムでき、安価で安全に作業できる新世代ロボットアームに特化したロボット。Google Xが買収。
Rooftop Communications: ワイヤレスでインターネットにアクセスできる機器を提供。ノキアが買収。
Secure Soft: セキュリティデータベースを提供、Crosslogixと改名後BEA Sytemsが買収。
Siri: 音声通話アシスタントソフトウェアを提供。アップルが買収してiPhone4sから採用されている。
Sportvision: 小さくて早いために見えにくいNHLのホッケーの黄色のパック、NFLのファーストダウンの場所を示すイエローライン、NASCARでどの車かが分かるための車上の旗など様々なスポーツのテレビ観戦に役立つヴァーチャルイメージを提供。SMTが買収。
SuperFlex: 歩行や重いものを持ち上げるなどのあらゆる行動を補助する人工筋肉ロボットスーツ会社。Darpa向けに兵士が数十キロの重い荷物を背負っても軽く感じられる用途で開発された商品を民生化。スピンオフ後に10億円を調達。現在はサイズミックと社名を変更、衣料品として日本でも蔦屋家電で紹介された。
Symantec: サイバーセキュリティソフトウェアの大手。
Tempo AI: iPhone用のスマートカレンダーを提供。
TGV: 通信ソフトウェア会社。Ciscoが買収。
Tout: SNS企業。Toutsと呼ばれる15秒の動画を送付できる。2011年にNBAのスター・プレイヤーだったシャキール・オニールが引退会見をToutsで行い話題となった。
Trapit: AIを利用して個人の関心を掴み、パーソナライズされた情報を提供するキューレション・サービス企業。
Verbatim Corporation: フロッピーディスクなどの記憶媒体の提供。三菱化学が買収。
Wireless Security Corp: Wi-Fiセキュリティー・システムの提供。McAfeeが買収。
ファイナンス・法務・調査・コンサルティング
DetaQuest: 日本の大手半導体企業の殆ども顧客だったIT分野に特化した調査会社。ACNielsen、その後はGartner Groupが買収。
E-Trade: 株式などの電子取引システムの提供。ナスダック上場企業。モルガン・スタンレーが買収。
Fair Isaac Corporation: 現在のFICO。米国ではそのFICO Scoreが消費者の信用リスクを計る基準とされクレジットカード会社の大半で新顧客管理に使用されるデータ分析会社。
Failure Analysis Associates: 現在のExponent。エンジニアリングに特化したコンサルティング会社。ナスダック上場企業。
Institute of Future: シンクタンク
バイオサイエンス
Artificial Muscle: アクチュエーターやセンサーの開発。Bayerが買収。
Intuitive Surgical: 手術用ロボットのda Vinci の開発。
Menlo Biomedical:医療や薬学の調査会社。Isis Researchが買収。
Orchid Cellmark: 英国にあるDNAに基づく犯罪科学テスト企業。DNAによる指紋検査を発明した。
Telesensory systems: 失明または視覚に問題がある方のための補助器具を開発。
Verb Surgical: 手術用ロボット。
食品
Ridge Vineyards: 日本にもファンの多いカリフォルニア・ワイナリー。
いかがでしたでしょうか?
買収された、または英語版のウィキペディアがある会社でさえ、こんなにもあるのです。
個人的にはSiriやda Vinciを別とすれば、筆者自身がかつて顧客であったDetaQuest、アメリカのスポーツ番組を見ているとすごいと思っていたシステムを提供しているSportvision、ロボットスーツのサイズミック、新世代ロボットアームのRedwood Robotics、ビッグデータ解析のMeta、SNSのTout、スマートカレンダーのTempo AIなどが興味をひきました。
このうちいくつかは今後のコラムで紹介していきますので、ご期待下さい!!
著者:松田遼司
東京大学卒業後、世界のトップ20に入るアイビー・リーグのMBA修了。外資系IT企業のアナリスト、エグゼクティブ、Web社長等を歴任。3度起業し、2度のエグジットに成功している。
FX業界の重鎮である今井雅人氏の5冊の著書を再構成・無料公開した「FX初心者の資産形成・運用向け今井流FX入門・始め方と口座比較」の講義解説者でもある。
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