起業アドバイス

起業・スタートアップのためのアドバイス10
会社設立日の決め方

掲載:2020/9/23

最終更新日:2020/09/23

※記事の内容や肩書は、講義時のものです

アタッカーズ・ビジネススクール(ABS)のシニア・女性等への起業のアイデア・スタートアップのためのアドバイスの第10回。前回は、印鑑の決定方法についてお話ししました。今回は、起業・スタートアップする日の決定方法について解説していきます。

経験に基づく起業家・アントレプレナーにとっての運の重要性について

前回は、印鑑を例に、運の重要性についてお話しました。これから起業家を目指すみなさんで、そうした迷信じみたことなどどうでもいいと信じていた方も、弁護士やインベストバンカーなど論理的な欧米人のエリートでもジンクスを重んじるという事実から、少しは考え方が変わっていただけたかなと思います。

論理的な私の発言としては不思議と感じられるかもしれませんが、個人的には「運も実力の内」ではなく、「運が実力の中で最も重要」だと確信していますので。特に、事業基盤がしっかりしていない起業したてのスタートアップにおいては歴史や名声もまだないわけですから、なおさら運の占めるウェイトは大きいと考えます。

そういうわけで、せっかく運の話をしてきたので、今回も運にまつわるアドバイスを選択した次第です。

起業・スタートアップを目指す方必見!六曜について

ここで、まず六曜について解説していきます。起業・スタートアップを目標とする読者の方は、六曜といってもピンとこないかもしれません。しかし、仏滅、大安などの言葉は耳にされたことがあると思います。結婚式は大安がいい、仏滅は避けろという言い伝えが、信じられているからです。

六曜は一般のカレンダーにも記載されており、みなさんご存知の大安・仏滅の他にも先勝・友引・先負・赤口の6種類があるので六曜と呼ばれるようです。

六曜は中国から渡来したとされていますが、詳細は不明で、流行は江戸時代以降のようです。実は古来というほどのものではなく、起源も不明な江戸時代頃からの都市伝説のようなものらしいです。

つまり、前回登場した為替や株のディーラーが研究しているメソポタミア〜古代ギリシャ以来の数千年の長い伝統を持つ西洋占星術などとは比べものにならないのです。せいぜい二、三百年ぐらいと歴史的には非常に新しく、あまり信憑性はないということになります。

実際、公共機関では使用していない組織もあるそうです。将来の起業家・アントレプレナーである閲覧者の方々は、過去に大安に冠婚葬祭を行ったら良いことがあったなどの経験があるのであれば、信じてもよいでしょう。しかし、そうでないならば、あまりこだわらなくてもよいと個人的には思っています。筆者自身、今まで起業した際にも一応調べはしましたが、考慮せずに設立日を決定したと記憶しております。

とりあえず、仏滅だけは避けるというぐらいでよいのではないでしょうか?他にはご存知のように、大安がベストとされています。

大安以外に縁起がいいとされるのは、先勝だそうです。先んずれば制するという意味なので早い時間が吉らしく、会社設立関係の手続きは午前中がよいとのことです。

友引は凶事に友を引くので朝か夕方がいいらしいですが、何を言っているのかわかりませんよね?他は悪いらしいので、省略させて頂きます。

未来の起業家・アントレプレナー注目!カバラと数秘術について

起業・スタートアップを目標としている受講生のみなさんは、カバラをご存知でしょうか?日本ではアリアナ・グランデがカソリックからカバラに信仰を変更などという間違ったニュースを見かけましたが、カバラはユダヤ教神秘主義であり、思想ではありますが、宗教ではないので、念の為おことわりしておきます。

このカバラは、マドンナやアリアナなどのセレブが傾倒したなどのニュースではキワモノ扱いされていますが、古代から伝わる伝統ある神秘思想です。ユダヤ教系とキリスト教系とに大別されるようです。

実際のところ、カバラは、日本人の生活に知らず知らずのうちに浸透しているのです。みなさんが大好きなアニメ、例えば、鋼の錬金術師、エヴァンゲリオン、ブラック・クローバなどには生命の樹とよばれるものが登場しています。この生命の樹はカバラ思想の根本をなすものです。

ところで、タロットもカバラが起源とも言われており、日本でも近年カバラ数秘術という占いが密かにブームとなっています。

運が重要と申し上げましたように占いを馬鹿にしてはいけないと個人的には思っています。しかし、オペラ「カルメン」に出てくるジプシーの老女のように、本当のギフトを授かっている方はごく一握りでしょう。つまり、ほとんどの占いは当たらないものだということです!

ところが、このカバラ数秘術のご自分の運命数は簡単に計算できますし、これを六曜の代わりに会社設立日の決定に使おうというのが今回の起業のアドバイスの趣旨となるので、説明させて頂きます。

起業・スタートアップを目指す方必見!誰もがパソコンを操作できるようになったのはアップルのおかげ!

筆者がカバラに興味をもったのはアリアナ・グランデのファンだからなのですが、色々と調べていくうちに、実は欧米では様々な著名人がカバラを信じていることが分かってきました。ハリウッドやウォール街などでユダヤ人が強い力を握るアメリカでは、特にその傾向が強いと思われます。

未来の起業家・アントレプレナーである閲覧者の方にも、理想の起業家というものが存在すると思います。筆者の場合は現在では、グーグルのセルゲイ・ブリンとテスラのイーロン・マスクです。そしてもう亡くなってしまった方を含めると、なんといってもアップルのスティーブ・ジョブスです。

アイビー・リーグのM.B.Aに通っていた時にはまだMSウインドウズは存在しておらず、MS-DOSという命令文(コマンド)を画面に入力していくのがパソコン操作の主流でした。

こうした作業が大の苦手だった筆者を助けてくれたのが、アップルのマッキントッシュだったわけです。GUI(グラフィカル・ユーザー・インナーフェース)という画面上にあるアイコンをマウスでクリックするだけで、パソコンが苦手な筆者にも操作を可能にしてくれたのです!

現在パソコンを使い慣れていないシニアの方などでもなんとか使えているのは、アップルのおかげだといっても過言ではないでしょう!

それ以来アップル・ファンを自認しており、MacとiPhone、iPodなどを使用し続けてきたのですが、アップル社の株を買わなかったのは今考えるとダメダメですね。ご自分が好きな会社、投資したいと思う会社の株を買えば損をしても割り切れるので、起業・スタートアップを目的としている読者の方におすすめの投資方法です。

将来の起業家・アントレプレナー注目!カバラ数秘術の運命数について

いつものように話がそれてしまいましたが、ここでカバラ数秘術のご自分の運命数の計算の仕方について説明したいと思います。例としてスティーブ・ジョブスを使ってみますね。

スティーブが生まれたのは、1955年2月24日です。運命数の計算の仕方はまずは生年月日をバラバラにしてから一桁になるまで足し算をします。

1955年は1+9+5+5=20、2+0=2 と計算できます。

2月は2です。

24日は2+4=6となります。

次にこの年の2と月の2と日の6を足すと2+2+6=10となります。

最後に10を分解した1と0を足すと1+0=1となります。

つまりスティーブ・ジョブスの運命数は1となります。

注意していただきたいのは、カバラ数秘術では1~9の数字の他に11、22、33という特別な数字が有り、星座と同様に12のタイプに分類されることとなります。

計算の途中で11、22、33が出てきた場合には、そこで計算を止めてください。スティーブの場合ならば年と月と日の合計が10ではなく11だったとしたら1+1=2ではなく11になるということです。

起業・スタートアップに邁進している読者必見!アップル社の設立日の運命数は?

カバラについては日本語では占いのサイトばかりとなってしまいますので、興味を持たれた方は英語での検索をオススメ致します。

また、スティーブ・ジョブスとカバラの関係についてはSteve Jobs Kabbalahでググルと110万件も表示結果があるようですので、スティーブのファンの方はご覧になってみてください。

さて、スティーブ・ジョブス、スティーブ・ウォズニアックとロナルド・ウェインによりアップル・コンピュータ(現アップル)社が設立されたのは1976年4月1日です。

設立の経緯については、「トレインスポッティング」などで知られるダニー・ボイル監督の2015年の映画「スティーブ・ジョブス」よりも、2013年の映画「スティーブ・ジョブス」の方が詳しく描かれています。どちらもスティーブやアップル・ファンにはおすすめです。

それでは、このアップル・コンピュータ社設立日の運命数を計算してみましょう。

1976年は1+9+7+6=23、2+3=5 と計算できます。

4月は4です。

1日は1となります。

次にこの年の5と月4と日の1を足すと5+4+1=10となります。

最後に10を分解した1と0を足すと1+0=1となります。

つまりアップル・コンピュータ社の運命数は1となるのです!

これを偶然と思うのか、カバラなど神秘思想に興味をもっていたスティーブが必然として選んだと考えるのは将来の起業・スタートアップを目的としている受講生の自由です。スティーブの伝記映画やKabbala、Steve Jobs Kabbalahなどの検索結果を調べてみてお決めください。

実際には英語で検索すると、カバラ数秘術の運命数の決め方は生年月日ではなく名前が元となっており、各アルファベットに当てはめられた数字を足すことにより計算されます。生年月日を元にするのは、古代ギリシャの数学者ピタゴラスやそれ以前に起源をもつとも言われる数秘術です。

しかし、どちらにしろ、個人的には六曜よりはよいのでは?と考えており、紹介させて頂いた次第です。スティーブとアップル社のように、ご自分の運命数と同じになる日を会社設立日とされてはいかがでしょうか?

次回は合同会社と株式会社のどちらがよいか?について解説したいと思います。

著者:松田遼司
東京大学卒業後、世界のトップ20に入るアイビー・リーグのMBA修了。外資系IT企業のアナリスト、エグゼクティブ、Web社長等を歴任。3度起業し、2度のエグジットに成功している。
FX業界の重鎮である今井雅人氏の5冊の著書を再構成・無料公開した「FX初心者の資産形成・運用向け今井流FX入門・始め方と口座比較」の講義解説者でもある。

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